| OCR |
Optical Character Readerの略で光学的に文字を認識する装置やソフトのこと。具体的には、スキャナなどを使って画像として読み取った文字をOCRソフトで解析して、テキストの文字データに変換する。きれいに読み込ませた文字の画像データを使えば、OCRソフトは99%以上の精度で文字を読み取る。
|
| OLE |
複数アプリケーション間での透過的なデータ転送、データの共有を行なえるようにするWindowsのしくみ。「オーレ」と読むこともある。 OLEを利用すると、1つの文書の中に、複数の異なるアプリケーションの情報をまとめることができる。たとえばワードプロセッサの文書の中に、スプレッドシートのシートやグラフを組み込んだり、ペイントツールの絵などを組み込んだりできるようになる。実際には異なるアプリケーションのデータだが、ユーザーにはあくまで1つの文書として操作可能だ。このような文書は、コンパウンドドキュメント(compound document:「compound」は「合成」、「複合」の意)と呼ばれる。 OLEでコンパウンドドキュメントを作成するには、大きく2つの方法がある。1つはエンベッド(embedding。embedは「埋め込む」という意味)と呼ばれる方法で、この場合には、コンパウンドドキュメント内に各アプリケーションの情報をスタティックに組み込む。ユーザーから見ると、このエンベッドは通常のカット&ペーストで情報を文書に張り付けた場合とあまり変わりはない。ただしコンパウンドドキュメント中に表示された異なるアプリケーションのデータをマウスでダブルクリックすると、対応するアプリケーションが起動され、そのファイルが自動的に読み込まれる(編集可能になる)。 もう1つはリンク(linking)と呼ばれる方法で、この場合コンパウンドドキュメントに張り付けられた他のアプリケーションのデータは、実際には文書中には組み込まれず、そのデータを指すポインタだけが記録される。このためリンクで構成されたコンパウンドドキュメントでは、それに組み込まれた元のデータを変更すると、コンパウンドドキュメント中のデータも自動的に更新される。
|
| OS |
オペレーション・システムの略でパソコンを動かすための基本的なソフトを指す。そのため基本ソフトとも呼ばれる。OSはメモリやディスク、周辺機器などのハードウェアの管理や、ユーザーがパソコンを操作するためのプログラム(ユーザーインターフェース)の提供など、実にさまざまなことを行っている。パソコン用のOSとしてMS-DOS、ウィンドウズ3.1、ウィンドウズ95、ウィンドウズ98の流れとマックOSが2大勢力。OSが組み込まれていないとパソコンを動かすことはできない。それぞれのOSではそのOSに対応するソフトや周辺機器を使用しないと動かない。2000年2月に登場したウィンドウズ2000はウィンドウズ98とは別系統のウィンドウズNTの後継OSだが、信頼性が高く、今後のウィンドウズはウィンドウズ2000の流れに統一される。OSに対してワープロや通信など具体的な作業を行うソフトをアプリケーションソフトという。
|
PCI
▲Page top |
Intelを中心としたPCI SIG(PCI Special Interest Group)により策定されているバスアーキテクチャ。 PCIでは32bit CPUに合わせて、アドレス/データともに32bit幅のバスになっている。また64bit CPUのために、64bitバスの規定も含まれている。バスクロックは最大33MHzで、転送レートは32bitデータバスで132Mbytes/sec(ピーク値)である。 PCIの特長としては、省電力やコストの低減に配慮していることが挙げられる。電源電圧やバスの信号電圧は、5Vと3.3Vの双方が規定されているから、3.3Vを多用することで消費電力を抑えることができる。またコストについては、バスインターフェイスを1チップのASICで実現できるようにして、量産コストを下げやすくしている。 PCIでは、PCIバスと他のバスを橋渡しするバスブリッジを利用できる。バスブリッジには、CPUバスとPCIバス、ISA/EISAバスとPCIバスという組み合わせのほか、PCIバスとPCIバスのブリッジもある。 1つのPCIバスには最大10個のデバイスを接続できる。ただしスロットに装着される拡張カードは2デバイス分で換算されるため、ブリッジの分を含めると、拡張デバイスは8個、カードなら4枚までとなる。これ以上デバイスを接続したい場合は前述のPCI-PCIブリッジを用いてPCIバスを延長することになる。 PCIは'93年にVersion 2.0が発表され、その後細かい改良が重ねられて現在に至る。PC互換機ではすでに対応製品が出荷されている。PCIは、ISA/EISAなどの既存バスを置き換える次世代の標準バスと目されている。
|
| PCMCIA |
ポータブルPC用のカード型メモリの標準化を行なうために結成された米国の標準化団体。PCMCIAとしてのいくつかの標準規格案を策定した後、同様の規格化を進める日本のJEIDAと協調して、「PCカード」規格を策定した。
|
| PCカード |
ノートパソコンなどの機能拡張に使われるPCカード用スロットに装着するカード。モデムカードやネットワークカード、フラッシュメモリ、SCSIカードなどのさまざまな用途のPCカードが登場している。機能や厚みの違いにより、タイプI、タイプII、タイプIIIの3種類がある。このうちモデム用には、一般にタイプIIのPCカードが使われる。規格に準拠したものであれば基本的にどのノートパソコンでも使用できるが、購入前にタイプIかIIか、対応ドライバがあるかなどを確認しておいたほうがよい。
|
| PDF |
Portable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)の略。DTP関連ソフトで有名なアドビ社が開発した文書表示用のファイル形式。コンピュータ画面上でシステムの違い(使用OSの違い、使用フォントの違い)などに影響されず同一の文書表示を可能にする。PDF文書を見るためにはインターネット上で無料配布されているアクロバットリーダーを使用する。本誌付録CD-ROMにも収録されており、それで超活用入門のバックナンバーPDFを見ることができる。
|
| PHS |
モバイルコンピューティングでは、もはや通信を利用したメールなどのインターネットの利用は必須。多くのモバイル機器では通信に必要なモデムを内蔵していますが、そのモデムを外出先で利用するためには携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)の利用が不可欠。通信速度に差はあるものの、データ通信はどちらも家庭でのダイヤルアップ接続と同じように行える。PHSにはPIAFSなどの通信規格があり、接続先のプロバイダがそれらの規格に対応していればISDN並みのデータ通信が可能になる。
|
| PIOモード |
IDEインターフェイスにおけるデータ転送方式の一種。CPUがI/Oポートを直接アクセスして、IDEインターフェイスとデータのやり取りをする。ATA-2/3/4では、PIO Mode0〜4まで定義されており、それぞれ3.3M/5.2M/8.3M/11.1M/16.7Mbytes/secという速度でデータを転送できる。
|
| POP |
電子メールをスプールしているシステムから、TCP/IPプロトコルを使ってメールスプールの内容を読み出すためのプロトコル。
POPはRFC1939で定義されている電子メール受信のためのプロトコルで、これによりメールクライアントは、電子メールをスプールしているサーバ(メールサーバ)から、メッセージを取得する。この際、メールクライアントとサーバ間でやり取りされるコマンド体系は簡単なASCIIテキスト形式のもので、問い合わせコマンドと応答文字列の対からなる。Windows環境で一般に利用できる電子メールクライアントソフトウェアでは、このPOPを利用して、サーバからクライアントPCのローカルディスクにメールの内容を移動させ、クライアントPCだけで(メールサーバが存在しなくても)メールの表示などを可能にしたタイプのものが多い。これ以外にも、電子メールクライアントソフトウェアの構成としては、メールのスプールを直接操作するシステムや、IMAPを利用して、サーバからメールを取り出さずに処理するものもある。最近では、Windows対応のソフトウェアでも、このうちのIMAPに対応するものが増えている。
POPでメールクライアントがサーバに接続すると、まず最初にPOPサーバがオープニングメッセージを返す。次にクライアントは、ユーザー名やパスワードを送信して認証を受け、STATやLISTコマンドでスプール内のメールの数や一覧を調べたり、RETR(retrieve)でメール本体を読み出したり、DELEでスプールからメールを消去したりし、最後にQUITコマンドでセッションを終了する。
|
| PostScript |
Adobe Systems社が開発したページ記述言語(Page Description Language)。DTPで広まったPDLの事実上の標準である。出力機の解像度に依存せず(device independent)、プリントアウトの結果が美しいのが最大の利点。アウトライン方式の文字をもち、網点で写真などの中間調を表現する。ベジェ曲線と呼ばれる方式で曲線を表現している。この言語を解釈するインタープリタを備えたプリンタのことを、PostScriptプリンタと呼ぶ。
|
| PPP |
Point to Point Protocol(ポイント・トゥー・ポイント・プロトコル)の略。電話などの通信回線を使ってコンピュータ同士をネットワーク接続する方法のひとつ。インターネットにダイヤルアップで接続する方法として、最も主流になっている。
|
| Proxyサーバ |
Internetとの接続時、セキュリティを確保するために設置されるサーバ。「proxy」は「代理」の意。
Internet環境では、各コンピュータはTCP/IPプロトコルで対等に通信することができる。しかしこの場合、コンピュータへの侵入を防ぐなどのセキュリティを実現するには、各コンピュータがそのための機能を用意しなければならない。しかし、たとえば企業内のすべてのコンピュータでこれを行なうのは現実的ではない。そこでセキュリティ機能を持ったProxyサーバを用意し、これを外部のInternetとの接続窓口とすることで、社内全体のセキュリティを確保できるようになる。
このセキュリティ機能以外にも、Proxyサーバにより、WWWアクセス時にHTMLデータその他のキャッシュなどを行なうこともできる。これは、クライアントから要求があったWWWサーバへのアクセスにおいて、Internetから送られてきたデータを一時Proxyサーバでキャッシュしておき、以後このデータへのアクセスが要求された場合には、Internetにアクセスするのではなく、Proxyサーバにキャッシュされたデータをクライアントに返す。これにより、クライアントのWWWアクセスを高速化することができる。
|
| PS/2コネクタ |
PS/2で採用されたキーボードコネクタ。コネクタ形状は6ピンミニDINが使用されている。大手メーカー製のPC互換機では、このPS/2コネクタが採用されていることが多い。
|
QuickTime
▲Page top |
特別なハードウェアを追加せずにムービーを再生するApple社のマルチメディア技術。映像や音声をタイムベースで管理しているのが特徴で、マシンの処理速度に関係なく、ムービーを一定の速度で再生できる。対応するフォーマットも幅広く、ビデオ、シネパック、アニメーション、グラフィック、JPEG、コンポーネントYUVなどの圧縮方式を利用する。Windows用も広く使われており、プラットフォームを越えた標準的なマルチメディア技術になっている。バージョン4からはストリーム再生やMP3に対応し、最新の4.1ではSMILにも対応した。 |
| RAID |
ハードディスクを複数使って、より高速で大容量で信頼性の高いハードディスクとして使う技術。データを複数のドライブに分散させて同時に読み書きして、より高速なアクセスを実現するストライピングや同じデータを複数のハードディスクに保存しておいて、お互いにバックアップをとっておくミラーリングなどのさまざまな技術を組み合わせ、低価格なハードディスクで業務用などの高価格なハードディスクの代わりをさせることができる。
|
| RAM |
任意のアドレスを指定して読み書きすることが可能な半導体メモリ。電源を切ってしまうとデータが消えてしまう揮発性の記憶デバイスである(NVRAMという不揮発性のRAMも存在する)。 RAMを大雑把に分類すると、DRAMとSRAMの2種類がある。PC互換機では、メインメモリやキャッシュメモリのほか、ハードウェア構成などの情報を保持しているCMOS RAM、グラフィックスカード上のフレームバッファなど、いろいろなところでRAMが使用されている。 RAMのパッケージ表面には、型番の後ろに“-??”という形式でRAMのスピードを表わす数字が書き込まれていることが多い。一般的にこの数字は、メモリへのアクセスが始まってから実際にデータが読み書きされるまでの時間を表わしている(アクセスタイムと呼ばれる)。メインメモリ用のDRAMなら60〜100nsec、外部キャッシュ用のSRAMなら8〜25nsec程度であることが多い。
|
| README |
「Read me」は「私を読んでください」という意味で、ソフトウェアなどの使用上の注意や、機能制限などを記述したファイルなどにこの名前がつけられることが多い(README.TXT、README.DOCなど)。このようなファイルを見つけたら、一読するように心掛けるとよい。
|
| RealAudio |
Internet環境において、WWWブラウザでのリアルタイムな音声再生を可能にした技術、またはファイルフォーマット。米Progressive Network社により開発された。
従来WWWブラウザで音声データを再生するには、オーディオファイルをクライアント側ですべてダンロードし、その後音声を再生するのが一般的だった。しかしこのRealAudioでは、一定量以上のデータがクライアント側に受信されると(オーディオファイルのすべてでなくてもよい)、音声再生が開始される。ただしRealAudioで再生できるのは専用のオーディオファイルなので(Waveファイルなどの汎用フォーマットではない)、これを利用するにはWWWサーバ側がRealAudioに対応していなければならない。RealAudioによる音声データを配信するWebページでは、音声データがRealAudioで配信されていることが一目で分かるように、「RA」などのアイコンを表示していることが多い。
RealAudioには2種類のアルゴリズムが用意されており、接続しているInternetのスループットによってどちらかを選択する。このうち1つは「14.4アルゴリズム」で、モノラルAMラジオなみの音声クオリティを実現する。これを利用するには、14400bps程度の性能を持つモデムが必要とされる。もう1つは「28.8アルゴリズム」で、こちらはモノラルFMラジオ並みの音声クオリティを実現する。これを利用するには28800bps程度の性能を持つモデムが必要とされる。
RealAudioでは、WWWサーバ側にあるRealAudioサーバと独自のポート(ポート7070をTCPで、6970〜7170までをUDPで使用)を使用して通信を行なう。このように特殊な通信ポートを使用するため、ファイアウォールなどを設定している企業ユーザーなどでは、利用できないこともある(これらの通信ポートが利用不可能になっている場合がある)。
|
| RGB |
レッド(赤)、グリーン(緑)、ブルー(青)の光の3原色の頭文字をつけた略称。カラーモニタやカラーテレビなどは、この3つの色を混ぜ合わせていくことによって色調を表現している。フルカラーと呼ばれている画像はRGBをそれぞれ256階調に分けて、1677万7216色の色調表現を可能にしている。パソコン上の画像データのほとんどはこの3つの原色の情報を使ってさまざまな色の表現を持った画像を保存している。
|
| RIP |
TCP/IPやNetWareのIPX/SPXなどによって構成されるネットワークにおいて、動的ななルーティング制御を行なうためのプロトコル。各プロトコルごとに(同じような)RIPという名前が付いているが、中身はまったくの別物である。
たとえばIPのRIPルータならば、各ルータが自分のノードにつながっているネットワークアドレスをブロードキャストで各ネットワーク上へ送り出している(ルータは、2つ以上のネットワークにつながっている)。するとそのネットワーク上にあるIPルータは、そのブロードキャスト情報を受け取り、隣接ネットワークへのルーティング情報を得ることができる。また、その情報をさらにブロードキャストすれば、さらにその隣接ネットワークへ情報が伝わる。このようにして、次々とルーティング情報がルータ間で伝播していく。ルータは、集まったルーティング情報から、パケットを適切なルーティングを行なえるようになる。
|
| ROM |
読み出し専用の半導体メモリ。RAMと違い、電源を切ってもデータは消えない不揮発性の記憶デバイスである。 ROMにはEPROMやEEPROMなどの種類がある。これらのメモリは「ROM」という名称がついているが、消去/書き込みができるようになっている。またRAMに比べるとROMのアクセス速度は遅い。高速なROMもあるが高価なのでPC互換機にはあまり使われない。 PC互換機に限らず、CPUやDSPを含むシステムでは、これらのプロセッサが最初に実行するコードやOSをディスクからロードするためのコードなど、消えると困る情報がROMに格納される。
|
| RS-232C |
RSは「Recommended Standard」の略。RS-232はEIA(Electronics Industry Association)が策定したシリアル通信の標準規格。25ピンのD-Subまたは9ピンのD-Subコネクタを用いる。規格上は25本の信号線すべてに対してその目的とタイミングが規定されているが、実際のデバイス接続では、このうちの数本しか利用されないことが多い(シリアル通信であるため、データを送る線はただ1つのみ)。'94年にこの規格の正式名称はTIA/EIA-232-Eとなったが、現在でも一般にはRS-232規格と呼ばれることが多い。
|
SCSI
▲Page top |
外付けのハードディスクやMO、CD-Rドライブなどの周辺機器を接続する際の接続規格。SCSIで接続する周辺機器を利用するには、パソコン本体にSCSIボードと呼ばれる拡張カードを組み込む必要がある。SCSIボードは、単品で発売されているものと、SCSI接続の周辺機器に付属されているものがある。
|
| SCSIデバイス |
SCSIバスに接続される機器すべてをSCSIデバイスと呼ぶ。また、データ転送を要求する側をイニシエータ、イニシエータにデータを提供する側をターゲットと称する。
|
| SDRAM |
シンクロナスDRAMのことで、DRAMよりもアクセススピードが速い。168ピンDIMMとして製品化されており、現在のほとんどのパソコンで採用されている。ただしSDRAMは、パソコンとの相性の問題があるので、必ず動作確認のとれたものを選ぶようにしなければならない。
|
| SE |
主に企業に導入されるコンピュータシステムの保守などを行なう人。
|
| Shockwave |
Macromedia社が開発したWebブラウザで動画や音声を配信する技術。同社のマルチメディアオーサリングソフトDirectorのデータを配信することから始まり、現在はFLASH、FreeHandなどのデータも含めた配信技術になっている。最近ではFLASHによるインタラクティブなアニメーションの配信が主な用途になっている。WebブラウザでShockwaveのデータを表示するにはプラグインが必要で、Mac OS 9では「Shockwave Flash Plug-in」が標準でインストールされる。「ShockwaveDirectorPlug-in」は別途ダウンロードが必要。
|
| SIMM |
いくつかのメモリチップを小さな基板にまとめて実装したメモリモジュールの一種。基板の端には、外部と信号をやり取りする端子が一列に並んでいる。この端子がカードエッジになっているのがSIMMで、ピンが出ているのはSIP(Single In-Line Pin)と呼ばれる。SIMMは、SIMMスロットに装着して使用する。
パソコンのメインメモリ用SIMMとしては、30ピンと72ピンという端子数の違う2種類のSIMMがよく使われていた。データバス幅はパリティを含めて、それぞれ8+1、32+4bitである。このため、30ピンSIMMでメインメモリを増設する場合、386DXや486のシステムでは最低でも4枚単位、Pentiumだと8枚単位の増設となってしまい、フレキシビリティに欠ける。72ピンSIMMならたいていは1または2枚単位で増設できるし、またSIMMスロットの数も減らせるため、マザーボードの占有面積も小さくなるというメリットもある。このような理由から、メインメモリ用SIMMの主流は、30ピンSIMMから72ピンSIMMへ移行していった時期があった。
|
| SMTP |
電子メールを送信するためのプロトコル。プロトコル仕様はRFC821などで定義されている。
SMTPは、もともとはサーバ間でメールをやり取りするためのプロトコルだったが、現在ではPOPを用いた電子メールクライアント・ソフトウェアが、サーバに対してメールを送信する際にも利用されている。POPと同様に、SMTPのコマンド体系も簡単なASCII文字列であり、これらの文字によるコマンドをやり取りすることで、メール送信のための通信が行なわれる。
SMTPでは、まず最初に送信側がHELOコマンドを送り、セッションを開始する。その後MAILコマンドでメール送信者の名前を送り、次にRCPTコマンドでメール受信者の一覧を知らせる。次にDATAコマンドでメールの本文を送信し、最後に“。”(ピリオド)だけの行を送ると、それが本文の終了を意味する。最後にQUITを送ると、実際にメールが送信されることになる。メールを受け取った側では、そのメールが自分のスプール内のユーザー宛であれば、そのままユーザーのスプールに格納するが、他のシステム宛であれば、さらにSMTPプロトコルを使って必要な相手システムに転送を行なう。
|
| SOHO |
小人数のオフィスや、家庭で仕事をする個人事業者を指す言葉。大企業と対照的に使用されることが多い。
パーソナルコンピュータのコストパフォーマンスの向上により、中小企業などの小規模オフィスや個人ユーザーでも、コンピュータを導入したり、LANを活用したりする例が増えている。大企業のように、1社で導入されるコンピュータシステムの規模は大きくないが、中小企業や個人事業者の数は非常に多く、パーソナルコンピュータマーケットに占めるSOHOの割合は現在でも小さくない。また以前からコンピュータの導入に積極的だった大企業に比べ、SOHOではまたコンピュータの導入を行なっていないユーザーも多く、今後も発展する市場として期待されている。
|
| SPAM |
個人・法人が無差別に大量のメールを送りつける行為。一般的には、企業がダイレクトメールなどを一方的に送りつける場合、こうした大量のメールの送信になる。こうした場合、送信者が悪意を持つか否かを問わず、SPAM行為が原因でサーバのダウンしたり、回線がパンクした場合は営業妨害として犯罪になる。営利目的のメール送信では、少なくとも受信者側が了解したものに限るのがエチケットと言える。 |
| SQLサーバ |
サーバで運用される大規模データベースの一種で現在の主流。サーバにデータを集中するので、クライアントのパソコンに大容量ドライブが不要になるし、サーバのデータベースをみんなで共有して利用できるようになる。
|
| SRAM |
4〜6個のトランジスタで構成されたメモリセルでbitの情報を記憶するRAM。DRAMのようなリフレッシュの必要はない。DRAMに比べると、SRAMはアクセスタイムを大幅に高速化できるので、PC互換機では外部キャッシュによく使われる。また消費電力についても、速度さえ落とせばDRAMよりはるかに小さくできるため、バッテリバックアップの必要なRAMにも利用される。
|
| SSL |
WebブラウザとWebサーバ間で安全な通信を行なうためにNetscape Communicationsが開発したセキュリティ機能。IETFによる標準化も行なわれており、TLS(Transport Layer Security)としてRFC2246になっている。認証局の署名の入った証明書を使ったサーバの認証とWebブラウザとWebサーバ間での通信内容の暗号化という2つの機能を持つ。
SSLはTCP層とアプリケーション層間に位置するプロトコル層として位置しており、HTTPに限らずTelnetやFTP、SMTPなどのさまざまなアプリケーションプロトコルを暗号化できる点が特徴。ただし、UDPパケットの暗号化には対応していない。Netscape NavigatorやInternet ExplorerといったWebブラウザがすでにSSLへの対応を行なっているため、ユーザーが特に意識せずに使うことができる点もメリット。現在では、Apache、Netscape Web Server、IISなど主要なWebサーバで利用することができ、Eコマースやオンラインバンキングなどのサイトで一般的に用いられている。
また、最近ではSSLでのデータ暗号化処理を、ハードウェアで高速に行なうアプライアンスやPCIカードなども登場している。
|
| SVGA |
VGAを超える解像度や同時表示色数を実現するために開発されたグラフィックスサブシステム。当初はベンダごとに拡張方法が異なっており、相互に互換性がなかったが、VESAが標準規格を考案し、互換モード(800×600ドット、1024×768ドット、1280×1024ドット)を策定した。
|
| SYLK |
Symbolic Link Formatの略。表計算ソフトで使われるフォーマットのひとつ。種類の違う表計算ソフト間でのデータ交換に使われる。表形式のままデータを保存するため、表計算ソフトのデータ交換ではもっともよく使われる。扱えるのはテキストだけなので、グラフィックや、テキストの書体、サイズなどの情報は受け渡しできない。もともとMS-DOS用にMicrosoft社が開発した。【参】CSV |
TA
▲Page top |
ターミナル・アダプタの略で、ISDNを利用するための通信装置のこと。パソコンと接続するためのシリアルポートや従来の電話機などと接続するためのアナログポートを備える。また、ネットワークハブ機能を持つTAのことをダイヤルアップルータと呼ぶ。
|
| TCP/IP |
通信プロトコルのひとつがTCP/IP。通信プロトコルとはパソコン同士が通信するときの手順や方法の決まりで、通信されるデータにエラーがないかチェックするための方法や、圧縮の方式などがそれぞれの通信プロトコルで決められている。パソコンで通信するときに、それぞれ同じ通信プロトコルを使用しないと通信はできない。その通信プロトコルで最も普及しているのがTCP/IP。インターネット上の通信プロトコルとしても使われている。LANで使用されているプロトコルには他にネットウェアというネットワークOSの提供するIPX/SPXなどがある。
|
| Tempファイル |
「一時の、臨時の」という意味の英語「temporary」に由来するもので、一時的に使うファイル、臨時で使うファイルということ。昔から、以前から一時的に使うファイルやフォルダを「tmp」とか「temp」という名前にすることが広く行われており、ウィンドウズでもこの習慣にしたがって、ウィンドウズのフォルダ(ウィンドウズ95/98を組み込んだフォルダ、一般的には「C:\WINDOWS」)に、一時的なファイルの置き場所として「Temp」という名前のフォルダが用意されている。このフォルダはアプリケーションが一時的に使うファイルを置く場所として使われる。こうした一時ファイルは、アプリケーションが実行する間に使われ、アプリケーション自らが後始末(削除)するようになっている。しかし、アプリケーションが異常終了してしまったりすると、その一時ファイルを消し忘れ、Tempフォルダに残ったままになる。こうしたことからTempフォルダに古いファイルが残っているようなら、それは、こうした「消し忘れ」ファイルである可能性が高い。保存していてもなんらメリットのないファイルなので削除してかまわない。
|
| TEXT |
文字データのこと。通常はフォントやスタイルの情報が混じらないプレーンテキストのことを指すことが多い。
|
| TIFF |
Aldus社とMicrosoft社によって開発されたビットマップファイル用のフォーマット。
1つのTIFFファイルの中には複数のデータブロックが格納されており、そのそれぞれにデータの型を表わすためのタグが付けられているのが特徴。これにより、解像度や色数、dpi、エンコード方法(RGBやCMYKなど)などが異なる複数のイメージデータを格納したり(最終出力用の大きなデータとプレビュー用の小さなデータなど)、エンディアン(ビットの並び方の順番)の異なるイメージデータなど、各種のイメージデータを同時に格納することができる。TIFFを読み書きするアプリケーションでは、自分では扱えないデータタグは単に無視するため、プラットフォームに(比較的)依存しない画像フォーマットといえる。
|
| TrueTypeフォント |
文字のデザインを輪郭線で表現したアウトラインフォントの一種でマイクロソフト社とアップル社が共同開発した技術を使用している。画面表示と印刷に同じフォントを利用することで、画面で見たままの印字結果が得られるように作られているのが大きな特徴と利点。また、アウトラインフォントなので印刷時や拡大しての表示などでも、文字の輪郭を比較的滑らかに表現することができる。ウィンドウズやマックには標準で装備されていて個人レベルで気軽に文書などで利用できる。 |
| TWAIN |
Aldus、Caere、Eastman Kodak、Hewlett-Packard、Logitecなどが中心となって策定した画像入力デバイス用のAPIおよびプロトコル。TWAINは略語ではなく、これで正式名称となるが、一部の団体が分かりやすいように意味を設けているようだ。TWAIN対応のデバイスドライバが存在すれば、同じくTWAINに対応したアプリケーションで画像入力デバイスからのデータ入力を行なえるようになる。
一般にTWAIN対応ドライバは外部入力機器に付属するので、このドライバをシステムに組み込むことで、そのマシン環境からTWAINデバイスが使えるようになる。TWAINデバイスの代表的なものとしては、イメージスキャナ、デジタルスチルカメラなどがある。
|
Ultra ATA
▲Page top |
Quantumなどいくつかのメーカーが策定したIDEの拡張仕様。Enhanced IDEやFast ATAと同様、正式な規格ではなく、業界標準として位置づけられる。ATA-33などとも呼ばれる。正式な規格としてはATA/ATAPI-4になる予定である。
従来のATA-1/-2/-3(Fast ATA/ATA-2)などと比べ、Ultra ATAでは、最大転送速度が16.6Mbytes/secから33Mbytes/secに引き上げられており、また、転送されるデータのCRCを計算することにより、データの信頼性を向上させている。
Ultra ATAでは、新たにUltra DMAモード0〜2という転送モードが追加された。Ultra DMAモードのプロトコルは、従来のMultiword DMAモードとは、制御信号の使用方法が大きく異なっている。たとえば、常にデータを送信する側がストローブ信号(データが出力されていることを示す信号)を生成・出力する。また、ストローブ信号の立ち上がりと立ち下がりの両方でデータを転送する。これにより、ストローブ信号の周波数はMultiword DMAモードなみに抑えられており、ケーブルに要求される周波数特性もそれほど変わっていない。
|
| URL |
インターネット上のウェブページにはそれぞれ、URLと呼ばれる固有の住所が割り振られている。http://www.ascii.co.jp/dotpc/index.htmlといった具合だ。先頭の「http」はそこへアクセスするための方式を、次の「www.ascii.co.jp」は日本のasciiという会社のWWWサーバであることを示し、それ以降はdotpcフォルダのindex.htmlという名前のファイル、という意味。URLをインターネットブラウザのアドレス記入欄に入力すれば、この法則に基づいてウェブページを特定して表示する。このURLが存在することで、世界中に広がるインターネットの中から特定のウェブページに行き着くことができる。
|
| USB |
ユニバーサル・シリアル・バスの略で、キーボードやマウスなどさまざまな周辺機器を接続するために利用されている。USBが使えるのはウィンドウズ95OSR2からだが、本格的に使われているのはウィンドウズ98搭載のパソコンから。USBはひとつの受け口(ポート)で、キーボード、マウス、モデムなど最大127台もの機器を接続でき、また電源を切らずに接続の抜き差しができるなどの特徴を持つ。これまで周辺機器の接続にシリアル、パラレル、PS/2といったさまざまな接続ポートがあったが、それがUSBに統一されることでのメリットは大きい。
'99年10月に規格内容が発表されたUSB2.0だが、OSのサポートはウィンドウズ XPからとなる。従来のUSB1.0と互換性を保ち、最大転送速度を480Mbpsまで向上させている。また、安定した転送レートを保証しているため、今後、高速通信が必須のデジタルビデオなどの機器への対応も期待されている。
|
| USBハブ |
USBをスター接続する機器。キーボードやマウス以外のUSB機器を接続するときなどに使う。USBハブを備えたドライブやモニタなどもある。
|
VBA
▲Page top |
Visual Basic for Application(ビジュアル・ベーシック・フォー・アプリケーション)の略。ウィンドウズ上で動作するプログラム言語のVisual Basic(ビジュアル・ベーシック)をもとにした、ウィンドウズ・アプリケーション用のマクロ言語。ワード、エクセル、アクセスなどのソフトに搭載され、マクロの記述に使われる。VBAを利用することでマクロを自在に操ることができ、自分専用の機能をアプリケーションソフトに追加することができる。エクセルだとメニューバー[ツール]→[マクロ]→[Visual Basic Editor]でVBAを書いたり変更したりできる画面が表示される。
|
| VGA |
IBMが開発し、同社のPS/2に組み込んだグラフィックスサブシステム。640×480ドット 16色の表示が可能なもの。その後互換機ベンダによってPC互換機で広く利用されるようになった。高解像度が普及した現在でも、グラフィックスサブシステムの多くはVGA互換モードを備えている。BIOSによるハードウェアサポートがあることから、起動時のデフォルトモードやトラブル発生時の緊急避難用として利用される。
|
| Visual Basic |
Microsoftが開発したプログラミング言語およびアプリケーション開発環境。
Windows環境でWindowsアプリケーションが作成可能なように、従来のBASICを拡張したもの。いわゆるRAD(Rapid Development)ツールの元祖的存在。「フォーム」と呼ばれる、アプリケーションのベースとなるウィンドウにさまざまなコントロール(ActiveXコントロール)を貼り付けてアプリケーションを完成させる。最初にリリースされたのはWin16版で、その際のコントロールは独自インターフェイスのDLL(VBXと呼ばれていた)であったが、Win32版では、カスタムコントロール(OCX)として、COMをベースにしたものに変更された。そのためWin32環境のOCXでは、他のベンダでも開発環境でも、カスタムコントロールが利用できるようになった。さらにカスタムコントロールは、ActiveXコントロールと名前を変えInternet Explorerに貼り付けて利用できるようになった。
|
| VoIP |
IPネットワーク上で音声通話を実現する技術。電話網のインフラをデータネットワークと統合することで、回線の稼働率を上げ、通信コストを下げるのが本来の目的。
現在、VoIPといえばLAN同士をデータ通信網で結び、相互にVoIPゲートウェイを設置し、電話対電話で通話を可能にする企業向けのシステムを指すことが多い。こうしたVoIPを実現するために、今までは独自の技術が用いられ、製品間の相互接続性がなかったが、現在ではH.323と呼ばれる通信規約が標準仕様として採用されている。H.323は、音声、ビデオ、データなどのマルチメディア通信を行なうための規格で、1996年にITU-Tで標準勧告されている。H.323でのVoIP関連の仕様を見ていくと、コーデック方式(G.711/G.722/G.723.1/G.728/G.729)、端末にあたる「ターミナル」、H.323とH.320間のプロトコル変換を行なう「ゲートウェイ」、多拠点での端末間通信を中継する「MCU(Multipoint Control Unit)」、そして認証、アドレス変換、帯域制御、課金管理などを行なう「ゲートキーパー」などから構成される。H.323は1998年にバージョン2がリリースされており、セキュリティ、RSVP(Resource Reservation Protocol)、ATMサポートなどが行なわれている。標準化作業の影響もあり、昨年から今年にかけてVoIP機能を搭載したルータや交換機などが数多く出荷されている。
最近では、フレームリレーやATMなどの回線でVoIPを実現する製品も続々と登場している。また、企業内での内線電話としての利用だけでなく、CATV網での広域VoIPの試験サービスも各地で始まっている。
|
| VRAM |
グラフィックス描き込みとディスプレイ表示を同時に行なえるように、2つ(もしくはそれ以上の)のチャネルを持たせたメモリ。 グラフィックスメモリは、ディスプレイ出力のために常にスキャンされている。入出力チャネルが1つしかないDRAMでは、このスキャニングとグラフィックス描画を同時に行なえないため、特にグラフィックスメモリのサイズが大きい場合(解像度が高く、同時発色数が多い場合)のオーバーヘッドが大きくなる。この点VRAMでは、DRAMと同じ入出力チャネルに加え、ディスプレイスキャン専用の読み出しチャネルを追加することで、この問題を解決している。
|
WAN
▲Page top |
通常はLANに対比して使用される言葉で、遠隔地にあるコンピュータ同士(LAN同士)を公衆回線網を使って接続したネットワークのこと。 |
| WAVファイル |
Windowsで標準的な音声ファイルのフォーマット。拡張子は「.wav」。Macintoshで再生するにはMacromedia SoundEdit16などの再生用ソフトを使う。QuickTime Playerでもファイルを開くときに変換することで再生可能。
|
| Webサーバー |
World Wide Webサーバーの略。Webブラウザで閲覧するコンテンツを提供するコンピュータ。またそのために稼働しているソフトウェア。
|
| Webブラウザ |
Webページを閲覧(ブラウズ)するためのソフトウェア。
世界最初のGUIのWebブラウザ「Mosaic」は、1993年、イリノイのNCSAから発表された。その後、NCSAを去ったMarc Andreessenが元SGIのJim Clarkと設立したMosaic Communications(現Netscape Communications)が開発したWebブラウザが「Netscape Navigator」である。Navigatorは無償公開され、インターネットの爆発的な普及に貢献することとなる。
1995年には、MicrosoftもMosaicのライセンスを受けてWebブラウザ開発に乗りだし、1996年に「Internet Explorer 1.0」を発表した。両者はそれぞれバージョンアップを重ね、現在もこの2大ブラウザが市場を席巻する形となっている。
|
| Webページ |
WWW(World Wide Web)サーバ上に作成された1つのページ。WWWブラウザでは、このWebページを1つの表示単位とする。
|
| Windowsディレクトリ |
Windowsの各種アプレット(「メモ帳」など標準で付属するプログラム)、システム設定を記述した.INIファイルなどが格納されたディレクトリ。デフォルトでは、C:\WINDOWSがWindowsディレクトリになる。
|
| WinSock |
Windows環境下で、TCP/IP対応のアプリケーションを作るときに使用するネットワークライブラリのAPIセット。
TCP/IPネットワーク機能が最初に実装されたOSはUNIX 4.2BSDであったが、その機能を使うために用意されたライブラリインターフェイスはSocketライブラリと呼ばれていた。Socketを使ったプログラムでは、通信をする2つのノード(プログラム)間でまず最初にSocketと呼ばれる通信端点を開設し、これを使って通信を行なう。Socketを使ったプログラムはUNIX間での移植性が高く、プログラム的にも通常のファイルディスクリプタを使った入出力とほぼ同じ手順が使える、という特徴がある。
これに対してDOSやWindowsの場合には、TCP/IPのプロトコルスタックを供給しているベンダが数多くあり、そのそれぞれが独自のプログラミングインターフェイスを提供していたため、ネットワークアプリケーションの(ベンダ間での)移植性が著しく低かった。また、そのインターフェイスもSocketとはかなり異なったものも多かった。
このような状況を打開するべく、各ベンダが協力して、UNIXのSocketライブラリとほぼ同じインターフェイスを決めたのが、WinSock APIライブラリである。ただしUNIXとWindowsの内部構造の違いにより、またWindows上でのTCP/IPプロトコルスタックの実装方式の違いにより、UNIXのプログラムを書き換えなしでそのまま稼働させることはできないが、あまり大きな変更はしなくても済むように考えられている。一番大きな違いは、Socketがファイルディスクリプタにマッピングされていないのと、select関数が存在しないことだろう。WinSock下では、これらの機能は、WinSockの機能と、Windowsのメッセージを使ったプログラムに書き換える必要がある。
WinSockのバージョンは、発表当初は1.1であったが、現在ではTCP/IP以外にIPX/SPXなどのトランスポート層や、さらにX.500やNDSなどの名前サービスもサポートした、Version 2.0の仕様が発表されている。
|
| WWW |
欧州核物理学研究所(European Center for Nuclear Research。CERN)で開発されたドキュメントシステム。ドキュメント中に他のドキュメントへのジャンプコマンドを埋め込むことができる。このジャンプコマンドとしては、URL(Uniform Resource Locator)を使用し、Internetに参加している世界中のWWWサーバのどのドキュメントにもジャンプすることができる。
WWWでドキュメントを提供するシステムはWWWサーバと呼ばれる(これに対し、クライアント側でWWWサーバのドキュメントをブラウズするソフトウェアはWWWクライアントと呼ばれる)。ドキュメントの記述には、HTML(HyperText Markup Language)と呼ばれるマークアップ言語を使用する。あるHTML文書と他のHTML文書をリンクするには、リンク先のURLを文書中の文字列とともに記述する。WWWのドキュメントとしては、文字はもちろんのこと、静止画(GIFファイルなど)や音声、動画など、あらゆるデータを提供することが可能である。
HTML文書の解釈はブラウザ(WWWクライアント)によって行なわれ、HTML文書中に記述されたタグに基づいて表示がなされる。たとえば見出し文字の太さや大きさは、見出し行のレベルという形でタグ中に記述される。見出し行のレベルをどのように解釈して表示するかは、ブラウザに任されている。したがってブラウザが異なれば、表示も異なる可能性がある。
|
| WWW巡回ソフトウェア |
あらかじめ設定されたURLに自動的にアクセスし、Webページの情報をローカルのハードディスクなどに保存し、後ほどオフラインでこれらにアクセスできるようにするソフトウェア。
|
| xDSL |
ADSLやRADSL、HDSL、VDSLなどを総称して呼ぶ言葉。
当初は、電話局と加入者宅にすでに引かれているアナログ電話用の1対の銅線を使って、高速なデータ通信を行なうために開発されたADSL技術であるが、その後、用途や最大転送レートなどに応じていくつかの派生的な技術が生まれた。これらを総称してxDSLと呼ぶ。
|
| Yahoo! |
World Wide Web(WWW)の情報検索をするためのサービス(サーチエンジン)でもっとも有名なもの。ソフトバンクが出資して、日本語版のサービスも提供されている。
|
| Zip |
Zipは米アイオメガ社が独自開発した記録メディア。データの保存方式はフロッピーディスクと同じで、磁気ヘッドで磁性体にデータを書き込む。富士写真フイルムの技術協力によって、高密度化に成功した。フロッピーディスクよりもやや厚めのメディアに最大で250MBのデータを保存できる。データの保存、読み出しには専用のドライブが必要となる。アメリカではMOよりもこのZipのほうがシェアを獲得している。アイオメガ社ではほかにメディアのサイズが名刺サイズとコンパクトで、容量が40MBのClik!(クリック!)や、Zipと同等のサイズでメディアの交換ができるハードディスクメディアjaz(ジャズ)など個性的なメディアを開発している。いずれも専用のドライブが必要。
|